昇段審査基準
日本居合術連盟 昇段審査基準
止水会は、一般社団法人日本居合術連盟に所属しております。段位・称号は連盟より
授与されます。
以下に、当会の昇段基準を掲載します。概ねこの通りです。
○初段・・・・・道場内の礼儀を心得ているか。
修業年数は規定を概ね満たしているか。(一年程度)
正座の技が概ね正確にできているか。
(主に正座一本目について審査する。刃筋・目付等)
居合道 形 仕太刀 四本目まで出来るか。
○二段・・・・・初段の審査基準を満たしているか。
修業年数は規定を概ね満たしているか。(二年程度)
正座・立膝の技が概ね概ね正確にできているか。
技が正確で大きく力強いか。
目付は正しく行われているか。
居合道 形 仕太刀 七本まで出来るか。
○三段・・・・・二段の審査基準を満たしているか。
修業年数は規定を概ね満たしているか。(四年程度)
正座・立膝・奥の技が正確にできるか。
理合いに適った目付・構え・抜刀・斬撃を行っているか。
剣先に気が感じられるか。
正・早・強・位に則り序破急の流れが有るか。
居合道 形 打太刀と仕太刀 七本が出来るか。
○四段・・・・・三段の審査基準を満たしているか。
修業年数は規定を概ね満たしているか。(六年程度)
正座・立膝・奥に加え早抜きが正確にできるか。
理合いを体得し運剣と刃筋が一致しているか。
十分な残心を含んでいるか。
技に位を感じ気魂が周囲に伝わっているか。
後進の指導に心がけているか。
形打太刀と仕太刀七本が出来、仕太刀の打ちが身についているか。
○五段・・・・・四段の審査基準を満たしているか。
修業年数は規定を概ね満たしているか。(十年程度)
平常心の中に凛たる気魄が感じられるか。
技に品格・気位が感じられるか。
形で打太刀と仕太刀七本が出来、どちらも身についているか。
※六段以上は別に定める。
止水会 規約
止 水 会 規 約
第一章 総 則
(名 称)
第一条 本会は止水会と称する。
(目 的)
第二条 本会は居合道を通じて、強健な身体、不撓不屈の精神を作り、居合道理論の確立と、人格形成を目的とする。
第三条 各流派、組織にとらわれず、居合道を追及しその普及に資する事を目的とする。
第二章 会 員
(会 員)
第四条 会員は、当会の目的に賛同し、入会届を提出し役員会で承認された者で構成する。
第五条 会員は、入会金を納入し、毎月会費を納入しなければならない。
(任意退会)
第六条 会員は退会届を会長に提出することにより、任意にいつでも退会できるものとする。
(除 名)
第七条 会員が次のいずれかに該当するに至った時は、総会の決議により当該会員を除名する事がことができる。
(1)この規則に違反した時。
(2)当会の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。
(3)その他、除名すべき正当な事由がある時。
第三章 役 員
(役 員)
第八条 本会は、以下の役員を置く。
会 長 一名
副会長 二名
会 計 一名
監 事 一名
役 員 若干名
(任 期)
第九条 役員の任期は二年とする。また、再任はこれを妨げない。
(役員会)
第十条 役員会は第八条の役員により構成する。
第四章 総 会
(総 会)
第十一条 当会の総会は、毎年三月に定期総会を開催する。臨時総会は、その必要に応じて開催する事ができる。
第五章 計 算
(事業年度)
第十二条 当会の事業年度は、毎年四月一日から翌年三月三十一日までの年一期とする。
(事業計画及び収支予算)
第十三条 当会の事業計画及び予算については、毎事業年度開始前日までに事務局で作成し、役員会の承認を経て、総会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も同様とする。
付則
本規則は、昭和50年4月1日から施行する。